娘の誕生記・妊活編(in オーストラリア)の話です。

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卵巣嚢腫切除手術まで一週間。

それまでにやらなくて行けなかったこととは・・・

20200513 112
一週間内に、この4つのことを済ませておかねばいけませんでした。

その①上司への報告では、「本来はまだ手術する大きさでもないのだけれど、不妊治療確率向上のための手術です」とは上司に言えず(治療のことは内緒にしておきたかったので。汗)、「検査して卵巣嚢腫が見つかり手術を勧められたので、急遽決めました」とだけ伝えました。

・・・これだけを聞くと、ものすごい悪性の嚢腫が見つかったんだって誤解しそうですよね(汗)。だいたい、オーストラリアでは公立病院の手術はかなり待つものなので、こんな急な手術の決定は、緊急性があるものだと思われても当然です(汗)(まあ、私費の手術だからこんな早くできることになったんですけどね。)

上司にいろいろ詮索されても面倒だったので、私は多くは語らず、とりあえず、手術名と一週間休むことを伝えたのです。報告した後は、私がいない間の研究を同僚に引継いでもらったり、指導している学生さんが一人でも実験できるように準備したりと、忙しくしていたんですが、・・・その間、同僚たちの間では、私がかなりの重病人だと噂をされていたようです(たいしたことないのに。笑)

やるべきことその②、風疹の予防接種をすることなんですが、当時の私は、もしこれから妊娠した場合、妊娠中に風疹に罹らないための抗体値がギリギリのラインでした(妊娠中に風疹になると、先天的な障害児が生まれることがあります)。予防接種を受けて、余裕の抗体値にするべきところなのですが、このワクチンを接種すると2か月間は妊活をするべきではないと言われいるのが・・・時間がないうちの夫婦にはかなり痛かったのです(夫の転職がすぐ迫っていました)

私の抗体値はギリOKのところだし、予防接種なしで不妊治療を開始すると決め込んでいたのですが・・・今回の卵巣嚢腫手術で2か月ほど治療を待つことになったので、この期間に風疹のワクチンを受けることにしました。

卵巣嚢腫切除で妊娠率アップで、風疹の抗体もパワーアップ!この2か月で万全の状態にしての不妊治療開始となる予定です。(風疹抗体のことについて、私はちょっと特殊体質なので、この話はまた記事にしたいなと思っています。)

そしてやるべきこと③の妊娠検査は、卵巣の手術前の絶対必要事項です。それは、この卵巣の手術をすると流産してしまう理由から。私は不妊だから、この卵巣手術を受けるのに(この意味のない)「妊娠検査」を受けなければならないなんて、悪い冗談だよね(涙)と思ったところです。でも、これは決まり事なので受けなければなりませんでした。

最後のやるべきこと④、私にとってこの自宅療養は、突然(?)舞い込んだ一週間のボーナスみたいなものです! お家時間、最高です! ベッドからはあまり動けないだろうから、本と映画を友人からたくさん借りて準備万端!

これらの楽しみが待っているので、手術日が来るのが、かなり楽しみに!(ワクワク)。・・・私の手術に対する考えは甘すぎましたかね(汗)

続きます。