最近、更新が怠っていて、すんません(汗)

実は今、引っ越しの真っ最中で、仕事もしつつ、朝早くと夕方から荷造りに追われている生活なんです(とほほ)

8月後半には終わる予定なので、それからは更新をバシバシ(?)していきますので、今後もよろしくお願いします(ペコペコ)

 

でも、今回は先日の引っ越し準備中に起きた「夢だと言ってくれ(悪い意味で)」と、現実逃避したくなるようなことがあったので、そのことを忘れないうちに書いておこうかと思います。

 

さて、先週の土曜日のことです。

ここから2週間ほどは引っ越しで大変になるので、子供たちをフランスの実家に連れて行って、祖父母に子供たちの面倒を見てもらうことにしました(ありがたやー)。実家は車で丸一日掛かる場所にあるので、夫と子供で土曜日にフランスに移動、火曜日に夫のみイタリアに帰ってくるように計画。

私は有休があまり貯まっていないことと、引っ越しの準備をしたかったので、フランスにはいかず、この日は(隣町にある)新居のアパートに行って、家具のセッティングと荷物の荷ほどきをすることにしました。

 

朝からのんびりと作業を進め、気が付いたらあっという間に夕方です。その夜はこのまま泊まる準備もしてきたので、遅くまで存分に片づけをする気満々。

外は昼過ぎから激しい雨と雷、風が吹いていたのですが、アパートの中が埃っぽいので、ベランダのドア、台所と各部屋の窓を開けて、雨が入り込まない程度で換気をしていました。

唯一閉めていたのは玄関のドアで、中から鍵をかけドアに挿している状態です(オートロック式ではないので)。

 

さて家具の位置も決まったし、次は荷物(服やシーツなどが入っている箱)の整理しようと思って、ベッドルームに移動です。

そこで、事件が起きたんです(爆)

 

ここで前置きの説明なんですが、

イタリアの家は、(防犯のためなのか)ほぼ全ての部屋に鍵が付いているのがごく普通。

ただ、うちの場合、子供が誤って部屋の鍵を中から閉めて出れなくなったら怖いので、鍵を全て撤去しています(小さい子のいる家庭ではあるあるかと・笑)

イタリアにいるけど鍵をしていない状態での生活を何年も送っていたので、すっかり、イタリアの家の常識「ドアに鍵が付いてる」ということを忘れていたくらいです(笑)

 

まあ、仮に部屋に鍵がさっていたとしても

「誰かが鍵を鍵穴の中で回さなければ、鍵は掛からない」ものだし

今日はいたずらをするような子供はいないし

何の心配もありません(うん、うん)

 

さて、ベッドルームでの話に戻るんですが、

換気をもっとしようと窓を全開にしてしばらくしたら、

突然、強風が吹き込みました(他の部屋の窓も開けていたので)

これによって、ベッドルームのドアが押されて

「バターン!」

ドアが強く閉まったのです。

閉まる音にびっくりしたのですが、一見、問題はなさそう(ほっ)

まだまだ部屋が埃っぽく換気を続けていたかったので

ドアノブに手を掛けてみると・・・


ドアがビクとも動きません・・・?

・・・

・・・・おや?

・・・・ナニコレ?

あれれ、何が起きた?

・・・

・・・・・

まさか、鍵が掛かってる?

ドアが閉まるときに衝撃があったと言えども、勝手に外から鍵が閉まるなんて

そんなことありえないよね(ははは)

と、自分の常識に自信を持ちながら、

ドアノブを更にガチャガチャしてみると・・・

「チャリーン」

ドアの向こうで金属製の何かが床に落ちたような音・・・

この音は・・・

「鍵」しかない…よね(ササ―・血の気が引く音)

 

そこで初めて、

鍵が部屋の外(廊下)から鍵穴に挿してあったという事実に気づくことに(爆)

ていうか、普通のイタリアの家での「鍵の存在自体」をすっかり忘れていたよ(汗)

 

何十年ぶりかに

「頭の中が真っ白」!(汗)

20210804

さて・・・

ここは3階(窓から出れません)

携帯は台所(電話で助けを呼べない)

外は大雨・雷雨の酷い天気で薄暗くなっている時間(だれも歩いている人はいない)

頼みの綱の夫はフランスで3日先まで帰ってこない。

 

・・・これ、やばくね?

この現実をすぐには受け入れられなくて、しばらく呆然としてしまいました。

続く