娘の成長の備忘録の
4コマの後、バイリンガルの話を書きたいと思います。
うちの子の環境は、
普通のハーフの子の育つ家庭
=2か国語を話し、そのどちらかの国に住んでいる状況
と、ちょっと違っています。
なぜか今日の気分なんですけど、
以下言語レベルをドラクエのモンスター難易度で表してみます。
私たち夫婦の母国語は一応勇者ということで(笑)、
あとはマスターした(倒した)という意味でモンスターにしてみようかと。
・・・といっても、私のやったことあるドラクエは
ドラクエIX 星空の守り人(2008年発売版)までで、
もう10年以上前だし、記憶もかなりおぼろげ・・・
意味わかんない人はごめんなさいね。
(カッコ内はドラクエキャラ; ランクです)
夫/P: 母国語フランス語(勇者)、
日本語は3歳児レベル(おおきづち; Eランク)
私/マイ子: 母国語日本語(勇者・・・あやしい、汗)、
フランス語は1歳児レベル(スライム; Fランク)
夫と私はお互いの母国語を話せないので(汗)
夫婦間の言語は英語です。
英語のレベルは夫はほぼネイティブ(はぐれメタルキング; Sランク)
私は上級ビジネス(メタルキング; Aランク)かそこらへん(分野にもよるところがある)。
また、夫は、
イタリア語上級ビジネス(マッスルももんじゃ; Aランク)と
ドイツ語初級ビジネス(ベロリンマン; Bランク)できます。
お互い英語圏(アメリカ・オーストラリア)で10年以上暮らして、
学位取って就職してたら、英語はこんなレベルになっているとは思うんですが、
・・・それはイタリアに来る前の話!(爆)
イタリアに移って何年も経ってしまい、
・・・英語力が日に日に落ちています(涙)
今の職場で英語を使っている夫ですら「下がり」続けています。
というのも、周りはみんなヨーロッパ人で
(イギリス人もいますが、かなり少数派)
なんちゃって(?)英語をみんな駆使して仕事をしていて、
夫もその環境につられて落ちていってるという・・・
そして、特にひどいのが私!(自己申告)
引きこもり系専業主婦の私の英語は目も当てれないほどになっています。
まず、話す相手が夫だけなのも問題ですが、
私の落ちぶれた英語力は、
家でも夫の英語力もさらに落とすという、
すごい破壊力を持っています(爆)
私の落ちぶれてきている症状として、
英語で何言っているか分かるけど(これは落ちないらしい)、
言いたい単語・言葉が出てこなくなっています(痴呆症かも?汗)
というか、日本を離れて20年以上、
日本語ですら同じことが起きているので
(以前、日本人に会って、帰国子女ですか?と言われた。もちろん、悪い意味で!)
きちんとした言語に常々触れているのは、
己の言語力維持のために大事なことなんだなと痛感しています。
・・・と、話が外れました。戻すと、
「一般的なハーフの子の育つ環境」は、
父母どちらかの母国語が家庭内での共通語で、
住んでいる地域が、やはり父母どちらかの母国語圏なんです。
これだと、比較的スムーズにバイリンガルの子供が育ちます。
でも、うちの家庭は夫婦の会話が英語(言語1)で、
夫も私も各々の母国語(言語2+3)で子供には話しかけています。
そして、住んでいるところはイタリア(言語4)。
どんなに子供の脳が大人に比べ柔らかくても、
一気にこの4言語が押し寄せてくる環境だと、
かなり「言語の発達」が遅くなってしまいます(汗)
この4か国語を同時にこなせる子は、きっと言語の「神童」です!
とりあえず、うちの子は凡人なので、
のろのろ亀さんでも頑張るしかないです。
そして、幼少期の今の段階では、4か国語習得をシンプル化、
英語はあえて教えないようにして、まずは3か国語習得を必須にするべきかと、
さらなる断捨離(?)のためには
イタリア語は今後イタリアを離れたら使わない言語だし、
(イタリアンのレストランで注文できて便利だけど)
これも捨ててもいい言語と思える。
・・・でも、今は住んでいるので
生活に必要な言語であるし完全には捨てきれません。
ということで、イタリア語は
簡単な日常会話Dレベル(キラーパンサー)くらい
あったらいいかなと思っています。
そして、今後の軸となる日本語とフランス語の2か国語は
普通レベル(はぐれスライム;Cレベル)になって欲しいところです。
もちろん、ゆくゆくは勇者(ネイティブ)を目指してほしいのですが、
彼らの修行の旅は長くなりそうで、
親としてはチートアイテムなんかをうまく探して与えながら、
導いていくしかないですよね。
・・・ていうか、言語習得に
チートアイテム(ズルしたみたいにパワーアップさせる物)なんて
あるんですかね?
ちなみに、
現時点で、私たち夫婦にとって都合のいいことは、
英語で「子供に聞かれてたら都合の悪い会話」がいつでもできること。
ま、この裏技(?)は
子供が学校に行って本格的に英語を習い始めたら、
使えなくなるのですが、今はかなり便利です。