これからは、たまに
私の理系留学話を入れていこうかと思います。
絵は少なめの内容重視(?)ということで。
今後、海外留学をしたいなと思っている理系学生さんの
ちょっとした参考(?)になれば何よりかと。
ま、基本、私の備忘録ですので、あしからず!
それでは本題に入ります。
まず私の海外留学経験についてですが、
アメリカ3年 (修士研究)、その後就職数年
スイス1年 (いろいろあって博士中退)
オーストラリア4年(博士研究)、その後就職数年
狙ったわけではないのですが、
見事に大陸がバラバラです!
今は仏夫の仕事のため、なぜかイタリア在住。
この20年くらいで
アフリカ大陸以外はそこそこ行ったので、
あまり旅行欲というものはなくなってしまいました(汗)
というか、子育てに追われて、どこか旅するというよりも
のんびりゆっくりしたい願望の方が強いです(涙)
そして今は、家族そろって「日本ラブ!」
機会があれば、日本に移住することを目論んでいるところです。
仕事ないかな。
話を戻しますが、
今回は「留学のススメ」のお話です。
留学って、
本人の「やってみたい」
という単純な理由で行くものだとは思うんですけど、
世間一般の人にとっては
金銭、時間、家族(?)の問題とかいろいろあって、
それらをクリアするのが難しいんですよね。
まあ、多少費用がかかってもいいという方は、
プチ留学として代理店を通して
数週間から数か月単位で行って見るのもいいでしょうし。

留学予算があまりない、でも時間はあるという人には、
日本が12か国と協定を結んでいるワーキングホリデー(ワーホリ)
というシステムを利用して現地でアルバイトをしながら自活、
比較的安価で海外生活を経験する選択肢もあります。

私が以前8年住んでいたオーストラリアは、
ワーホリ大国で年間1万人以上の日本人を受け入れています。
大きな都市に行くと、
20代のワーホリ日本人がぞろぞろ!
みんなまさしくホリデー中で
海外生活を楽しんでいる人がいっぱい。
リア充っていうんですか、こういう人たちのこと?
・・・その頃、
私は博士研究で灰色の日々真っただ中だったような(涙)
ワーホリ経験者の中には、
そこでの海外経験が人生のいい糧になって、
次に大きくステップアップしていく人も
(たくさん?)いるようですが、
その一方で、
海外生活準備不足のためか
失敗する人も(たくさん?)いるように感じます(汗)
特に女性の場合、
コミュニケーションがあまり取れてないけど(語学力不足で)
現地人と結婚に至る人もよく見るし(ある意味すごいです)
…その後、悲劇(離婚等)に至るケースも
ちょこちょこ見てきました(汗)
・・・とりあえず一言。
自力で海外生活するのならば、
最低限の語学力は必要です(中学英語レベルでもオッケーです!)
でなければ、お金でサポートを買うのもありです。
とりあえず最初の数か月は語学学校行って語学力アップ。
また危険を回避できるくらいの知識をもって
海外に出てほしいところです。
安全第一!
・・・とは言っても、
イタリア語力ほぼゼロでイタリアで生活できている私が
こんな風に言ってもあんまり説得力ないんですけどね(爆)
ま、失敗しても大成しても、
月並みな言い方ですが、
海外生活は「視野を広める」
のにはとってもいいことだし、
長い人生の一年を「休暇」に使うのもアリだと思います。

ということで、
お金をあまりかけず、
それなりにまとまった期間(最長2年)で
海外生活をしたい人には
ワーホリはそれなりにお勧めの手段ではあります。
・・・でも、
大学卒業して、すぐに就職した人の場合
仕事にも慣れて20代中盤~後半のバリバリ働きだす頃に
ワーホリのために休暇で数か月から一年を取るというのは
・・・ほぼ無理ではないでしょうか(汗)
特に理系君たちに対してそう思えるところ・・・
(会社で海外赴任とかの機会はあるかもしれませんけどね)
一年も「休暇」のために
「休職」させてくれる寛容な会社はそうそうないような気もするし。
そうなると、一度、会社を辞めて、
留学(またはワーホリ)して、
ステップアップを図るというのもアリですが、
これって、かなり「いばらの道」の方向へ
自分自身を追い込むことになるかもしれません(汗)
だいたい、
海外生活したからって、
「素敵な人生が待っている」との確証はないのです。
違う文化を見て触れ合うことによって、
価値観が変わり、
どんな状況でも生きていける
と思えるような図太い神経になれること
はあるかもしれませんけどね。
(これはこれで大事なことのような気もします)
話を元に戻したいのですが、
海外で生活してみたいと思っているひと、
特に理系の方々に
私から言いたいことは、
「留学したいなら学生時代に行くべき」
ってことです。
うん、
なんか当たり前すぎてごめんなさい(汗)
もちろん、「ワーホリ」は18歳から行けるらしいので、
大学の時に休学していくのもアリな選択肢です。
・・・でもね
ワーホリでも100万~200万の貯金は必要になるようですし、
学生時にそのくらい貯めるのは大変です(汗)
さらに、親のすねをかじっている時期に休学して
「ホリデー」に行くのに賛同が得られるかどうか・・・
大学によって、また休学期間によっては
一部か全額授業料を払わなければならないですし。
経済的負担はさらに高くなります。
そして、些細なことなんですが、
一緒に入学した同期の友達と同じ春に
卒業できなくなるのもさみしいところかも(汗)
(ワーホリから帰ってきたら、ある意味、留年生と一緒の扱いです)
ということで、
大学生にとって一番いい留学の方法は、
授業料も無駄にならないし、
勉強という体面も取れる、
「交換留学制度を利用する」
ということかと思います!(爆)
・・・うん、これこそ
当たり前すぎる意見(汗)
至極まっとうすぎて何の参考にもならないな(汗)
大体、「交換留学制度」って
ものすごく英語(語学)ができて、
学内でも優秀な人しか行けないやつ、
というものですよね?
だから自分は無理だなと思う人が
大多数だと思います(汗)
でも、はじめから無理だと
あきらめないでください。
英語は大してできないし、
成績普通で
お金持ちでもない私でも
留学できたんです。
私の場合は
稀なケースかもしれないのですが、
これから、私がどうやって留学したかという話に
少しずつ進んでいきたいと思います。