インフルエンザと思われる発熱で2日間寝たきりになっていて

（コロナウィルスではなかったと思われます。今のところ）

なんとか回復してきたので、

今日は、寝汗をたくさんかいたベッドシーツを全部洗うことにしました。

夫に家事を任せていたので、

洗濯ものもたくさんたまっていて（汗）

家じゅうの汚れている服をくまなく探し出そうとしていると、

使用済みの「使い捨てマスク」が何枚か目につきました。

 

発熱してからずっと

喉の保護と家族にうつすのを最小限にするために

使い捨てマスクを使用していたのですが、

このマスクが売り切れてしまうご時世で、

「使い捨て」するのがもったいなく感じます（涙）

また、17話で前述したように、

ヨーロッパでマスクを薬局の店頭で見ることはなく、

ほぼ手に入らないものなので

（今はコロナのため売っているかもしれませんが）

基本、日本に里帰りをしたときに購入、

持ち帰って使っていて、

自宅で持っているマスクは数に限りがあるものなんです（汗）

もうすぐそこまでコロナウィルスが来ているし、

日常的に使うことになっていくかもしれないので、

一回の使用で捨てるのはもったいないところ。

でも使い続けるのも衛生的に問題がありそうだし。

あと何より一日使うとなんとなく臭くなっている！

不快になるので、今まではすぐに捨ててたんですけど、

 

今日は、思いとどまって、

・・・うん、洗ってみよう！

 

どうせ私のばい菌まみれのパジャマとベッドシーツを洗うんだし、

一緒に洗ってみることにしました。

（コロナウィルスはどうか分かりませんが、

HIVウィルスは汗にも出てくるらしいです）

でも、ポケットに忘れて洗ってしまったティッシュペーパのように

ちりじりになって他の衣類にくっつくのも嫌だし、

それを防ぐためにも、またうまくいったときの場合、

それなりに使える形でいてもらうためにも、

洗濯ネット極小（下着とかを入れるサイズ）を使ってみました。

こちらの洗濯は硬水で洗剤の効きが悪いので、

温度を調節できるタイプの洗濯機となっていて、

いつも服は40度のお湯で洗います。

もちろん、60度で洗えるんですけど、

「使い捨てマスク」のゴムの部分の強度が損なわれそうだし、

とりあえず、通常の洗濯をしてみることにしました。

洗剤と除菌ができる粉を入れたら、うちの洗濯機で一時間のコース。

40度＋洗剤＋除菌粉で一時間。

通常の汚れはほぼ取れる設定です。

ウィルスも菌も完全に死滅はしない条件かもしれませんが、

一時間もぐるぐるアルカリ洗剤の中で撹拌されたら

（正味30分くらいかも）

弱るだろうし生き残りのウィルスや菌も

繊維から離れてくれていると思われます。

結果、 

「使い捨てマスク」無事でした！

ゴム部分も正常です。

生地もほぼ傷みなし！

においもすっきり消えてます！

うん、

これ2、3回はいけそうです。

 

 

で、この成功した後にネットで確認してみると（汗）

「使い捨てマスク」って実は紙で出来ているわけではなくて、

よく見ると、ポリプロピレン不織布というのでできていました。

これはエコバックとかと一緒の素材。

うん、

イケアで買った安いベッドマットレスのカバーの素材と一緒でした（汗）

つまり、「洗えるもの」なんですね。

ただ、「マスク」というものの機能を考えたうえで、

「使い捨て」にした方が衛生的にも安全だから、

「使い捨てマスク」と呼ばれているんでしょうね。 

あとは安価で売ることができる物なので 

「使い捨て」という設定にしたのではないかと。

（今は、ぼったくりも出て違うらしいですけど。汗）

 

ちなみに、上記で使った「除菌の粉」とは

イタリアで洗濯時によく使われる「ナピサン」の商品です。 

これは、 

とんでもなく臭くなったタオル（夫のタオル。笑）や

洗えるオムツを洗ったり、

部屋干しでにおいが気になる季節に使ったりするものなので、

きっと日本の「部屋干し洗剤」一本で代用可能だと思います。

また殺菌のために、

100度のお湯につけたらと思うかもしれませんが、

ゴムがダメになる可能性もあるし、

この素材自体が繊維を接着剤でくっつけていたり、

熱を加えて合成しているので、熱に弱いらしく、

やはり40度がポリプロピレン不織布の洗濯適正温度のようだと思います。

マスクがなかなか手に入らない海外在住者の私としては、

今日の発見は、ちょっとうれしいことでした。

実験成功した時の感覚に似ています。

（ま、調べてやっていたら、当たり前の結果だったんですけどね。汗）

最後に、

この「使い捨てマスクの再利用」は自己責任でお願いします。

以上です！