娘の誕生話妊活編(オーストラリア)です。
今までの分は下記のリンクからおさらいできます。

夫も(確実)私も(?)ダブル不妊が確定したので、さっさと次のステップに移ります!
20200421
と、いうことですべて即決でした(汗)
まあ、私の住んでいる街にはIVF(不妊治療)クリニックは2つのみで、ほぼ選択の余地はなかったのです。話によるとオーストラリアの不妊治療成功率はどこもかなり高いとの評判なので、あまりどのクリニックがいいかなんて悩むことはしませんでした。仕事の合間に通うことになるので、距離が近いのが最優先事項でした!
IVFクリニックを決めたら次は、医者選びです。このクリニックには総勢20名くらいのお抱え専門医がいて、ホームページには各人アピールをしたいことがたくさん書いてありました。きっと多くの人がここで悩むところなのかもしれませんが、私たちは職場から近いというブレない条件で2、3人に絞って、予約がすぐに取れた医者にしました。
もしかすると、予約待ちだった方の医者が「腕がいいのかも」しれませんが、このために数週間から一か月も待ちたくなかったので、このDr.アリスに決定です。なんと彼女には翌々日に会えました!(暇だった?)
また、私がこの時に「医者の腕」を重視しなかったことには少し理由が・・・というのも、医者の友人から不妊治療成功率の高さはそのクリニックにいる「培養士」の腕にかかっているとの話を聞いていたからなのです。
基本、患者は医者を選べるけど(待てばね)、培養士を選ぶことはできません(きっとシフト制の職場です)。医者の名前はわかるけど、どの培養士が自分の卵のお世話してくれるかなんて分かりませんよね(汗)
私も元科学者の端くれで、実験や細胞培養を何年もやってきたのでわかるんですけど、どんなに頭がいい人でも「実験が下手な人」はたくさんいます(汗)。その一方で、実験がうまいマジックハンドの持ち主もいるのです。これをIVFクリニックに置き換えて考えると、あるクリニックに「凄腕の培養士」がいるとして、その人の成功率は常に80%以上だとします。しかしながら、他に「そこそこの腕の培養士」(50%成功率)がいれば、このクリニック全体の成功率は65%となり、それが成果として報告されていることになるんです。
うん、できればこの80%成功率の人に当たりたいですよね。もちろん、クリニックとしては培養士の実力差がないように努力はしているとは思いますけど、やはり結果に多少の技術差が出てくるものだと思うのです(汗)
ということで、私たちはこの「医者選び」はあまり気にせず、物理的な事情(時間と距離)を優先したのでした。
さてDr.アリス、どんな人でしょうか。
続きます。