今のところ、イタリアの長い長い封鎖期間は53日で終了する予定です。

きっとすべてのことが解禁されるのではなくて、感染予防の準備ができたところから少しずつ解除されていくのだと予想しています。

今日ふと、夫と話していて、2か月以上も前(封鎖前)に、息子と娘が普通に学校に行っていた頃のことを思い出しました。

日中、夫は仕事に100%集中できたし、ランチの後は一時間ほど同僚とジョギングをして運動をし、同時にストレス発散となっていました。

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私も食事の支度は毎日夕飯をしっかり作るくらいなので、その他の家事をこなしていても、日中は毎日3-5時間ほどの自由時間がありました。そして平日は子供も学校や習い事でたくさん体を動かすので、疲れて夜8時にはバタンキュー。今みたいに子供を寝かしつける前までずっと体力を吸い取られているような状況ではありません(汗。73話参照)。子供が寝た後、私たちの就寝までの2時間ほどは、再びゆったり自由な時間を過ごすのが普通の日々だったのです。

・・・あああ、なんて「贅沢な日々」を過ごしていことでしょうか!!(涙)。

封鎖前、週3回で娘が学校から早く帰ってくる日は、私の自由な時間が「たった3時間しかない」と不満を漏らしていたのが、今は「3時間もある!」と思えるようになっています!

この封鎖の経験は、自分の自由時間がどんなに貴重で、また今後より大切に使うべきだと思うようになったいい機会となりました。これも私にとっての「コロナ封鎖で良かったことの一つ」だと言えますね。

封鎖解除になったら、いよいよあの「贅沢な日々が戻ってくる」と期待、ワクワクしています(笑)

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・・・・・

・・・でもね。

先日、イタリア政府が「学校は新学期の9月から再開」という発表をしたようです(爆)。

まあ、イタリアの公立学校は6月に入ってすぐ終わるので、5月4日から開校準備をしても、それから学校に通える期間は残り少しとなるし、このまま今年度は休校という判断になったのも分かるのです。ただ、うちの娘の学校は私立で7月上旬まであるので、残り2か月弱は登校可能なはずです・・・でも、イタリア政府の決定に合わせなければならないようで、このまま7月上旬まで家庭学習決定。

・・・今、夫とかなり落胆しています(涙)

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どうやら、あの贅沢な日々が戻るのはまだまだ先なようです。

以上です。