54日からイタリア封鎖の規制が少しずつ緩和されていくようです。

今までとの大きな違いは、運動やスポーツが解禁になって、他の人と1-2mの距離を保てるとのことであれば、屋外でできるとのこと。

・・・うん、運動嫌いの私には、大して朗報ではない!(爆)

ま、これから徐々に普通の生活に戻っていくと期待です!

このコロナ封鎖下では食料品以外のお店は閉まっているので、うちも含め、通販サイトアマゾンを利用している人が多いようですね。そして話によるとアマゾンで人気上昇したのが「園芸グッズ」らしいです。家での時間はたっぷりあるし、植物を育ててストレス解消、癒しになるということでしょうか。

実は、うちの夫も昨年から食べる目的で「家庭菜園デビュー」をしています。庭の芝を一部はがして畑を作りました(大家に怒られそうだけど。汗)

実は、お互いアメリカ時代は農学部で勉強していたんです。ただ、夫は「環境系」の理論研究をやっていただけで、まったくもって実技系の農業知識がないのです。(ちなみに私は農家の娘なので、夫よりは作物のことを知っていると思います。)

そう、昨年の夫の「家庭菜園デビュー」で、夫が絶望的なくらい何も知らないんだと気づかされてしまいました(汗)

まず昨年はこの時期に「オクラ」の種まきをしたのですが・・・

夫がものすごくやる気だったので、彼にすべて任せてのスタートでした。ただ、オクラの種はかなり貴重なので、まずは小さな鉢植えに種をまいて、芽が出てきたら、外の畑に移すようにした方がいいとの助言を私からしました。(間引きしなくて済むので)

夫はその助言通り鉢植えに種まき、毎日鉢植えとにらめっこ。

しばらくすると、「いくつか芽が出てきた!」と、とても喜んで私に報告。夫はそれからも芽をある程度大きくなるまで育てるため丁寧に水やりをし、日光に当たるように場所を変え、かなり愛でていた様子(笑)。

・・・でもね、私はある日、気が付いてしまったのです!

夫が一生懸命育てていたのが・・・・

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そこらへんにいる「普通の雑草」だったってこと(汗)

いや、私だってそんな野菜のこと詳しくないですよ!

でも、夫が育てていたのが「単子葉植物」=「草」で明らかに間違っているのです!

オクラは「双子葉植物」です。というか、野菜ってほとんどが双子葉だし、それくらい誰でも見分けがつくものだと思っていました(汗)

(単子葉の野菜ってネギ系のものくらいしか思いつきません)

夫よ、雑草を愛でていたなんて・・・残念過ぎるよ(涙)

まあ、私がもっと早くチェックしていれば良かったんですけどね(笑)

目的の「オクラの種」なんですが、夫が鉢植えの奥底の深いところに「蒔いた」というか、「埋めた」ばかりに芽が出てなかったようです(これは芽がない条件の一つです)。種を掘り起こして、適度な量の土をかぶせたら、すぐに芽が出てきましたよ。助かってよかったです。

というか、夫よ、どれが野菜の芽かわかんないのなら、ググって予習しといてよね!

 

そして一年後、イタリアは封鎖される中、今年も夫の「野菜作り」に熱が入りだしました。今回は、「大根」、「ごぼう」、「かぼちゃ」にもチャレンジです。

私はまた遠くから見守るだけのスタイルです(要はめんどくさい)。

夫の報告によると、鉢植えに芽が出て、そこそこ大きくなったので、畑にうつしたとのことで、ここ最近、夫はかなり熱心に畑の野菜のお世話をしています。

たまに、私も見に行くのですが、まあ、今回は特に変わったこともない様子だなと思っていたのですが・・・

・・・今日、気づいたのが

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私からどうみても「大根の葉っぱ」を夫は、

ごぼう」だと信じていました(爆)

うん、そうきたか!

多分、鉢植えに種をまいたときに、反対になったんでしょうね(汗)

ていうか、こっちでも「葉っぱ付きのカブ」はスーパーで売られているので、夫も「かぶ・大根系の葉っぱ」がどんなものかなんて知っているはずなのです。うちの残念な夫、時々、頭で考えることを完全にオフにするので、こんなことが多々起きるんですよね(汗)

ちなみに、ごぼうはこちらではないものなので夫が知らなくて当たり前、私も葉っぱ付きゴボウのなんて見たことないので、ごぼうの判断はむずかしかったかもしれません(汗)

とにかく、毎日、庭の畑で一喜一憂している夫を見るのは、ちょっと面白いので、このまま私はあまり手出しをせずにいたいと思います(笑)

・・・でも、夫に任せて野菜が無事に収穫できるかは怪しいかもしれません。(汗)

オクラ、大根、ごぼうはこちらでは手に入らないもので、ぜひ収穫にありつきたいところ、さて、どうなることでしょうか。

今日は以上です。