現在、コロナ禍のため国境が封鎖、日本への飛行機もほぼ止まってしまい、郵便も4月上旬から国際航空便を送れなくなっています(汗)

そして、この郵便の停止を誰よりも悲しんでいるのが・・・うちの娘。

というのも、2か月に一回(2か月分をまとめて)、祖父母に頼んで送ってもらっている「子供の通信講座」の教材が全く届かなくなったんです(娘は、トラのキャラクターの講座を幼稚園年少の時から受講してます)

娘は一年に一回、日本の里帰りをものすごく楽しみにしていており、日本で友達や家族に会ったり、日本での生活をより楽しむために、ずっと日本語の勉強をしてきていました。

今、このイタリア封鎖で家から一歩も出れなくなった状況が数か月続きましたが(今は多少緩和されました)、娘はこの夏に日本に行くことをだけを励みに、今の生活の不自由さを我慢してきたのです。

・・・しかしながら、今年はこの状況で日本に里帰りすることは難しくなりました。

先日、「日本には行けない」ことを娘に伝えると、

娘は、この数年の中での一番の号泣。その日はずっと泣き続けていました。

今まで娘が我慢してきたことや、日本語を一生懸命勉強してきたことに対してのご褒美がなくなってしまって、親としても申し訳ない気持ちです。

まあ、このコロナ禍では仕方ないことですよね。


数日はがっかりしていた娘ですが、なんでも前向きな性格なのには救われていて(単純なだけ?)、今はコロナ禍も収まって近い将来に日本に行くときのため、日本語の勉強に再び、熱が入ってきました。

ただ、ここ最近の娘の日本語勉強意欲がすごすぎて・・・ちょっとウザいくらいです。

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今は、航空便が完全停止をしてしまって、日本語勉強に便利な「通信講座」も届かなくなったので、私が娘の勉強材料を準備するのが結構大変なところ(汗)。

来月から、ヨーロッパの国々の国境封鎖が解かれるし、日本発着の飛行機も少しずつ飛ぶようになったら、国際郵便の復活になるかなとの期待をしています。


でも、コロナ感染第2波、3波が来たら、再び国境封鎖となるだろうし、国際郵便停止が度々来ることになるかもしれません(汗)。このことを踏まえて、息子の日本語勉強娘のおさがりでやろうと決めました。(息子にはちょっと申し訳ないけど)。幸いにも、過去、娘が受けていた通信講座の教材を全て保存していたので、うまくやれば使えそう!

これには利点があって、まず、受講費と国際郵送料が節約になるということが一つ!(毎月5000円くらい)。そして、毎回、日本からの郵送に時間が掛かるので(2か月分をSAL便で送付)、今まで娘は2、3か月遅れの教材で勉強していたところ、この場合、遅れなく勉強を勧められるという利点もあります。(娘は今まで季節外れの勉強をしてきました。夏にひな祭りとかね。汗)

 

でも、このお古の教材の再利用に重要なことは、「うまく教材を修復できるかどうか」ということです(汗)

テキストに書き込んだ線や文字は、基本、鉛筆で書かせていたので、比較的簡単に消しゴムで消えますが、一番の問題は、幼児の教材がシールを貼ることだらけで、このシールをはがす作業がかなり厄介なのです。

テキストは滑々の表面ではないので、無理にはがすと、シールか教材が破れてしまいます(涙)

できるだけきれいにシールを剥がすために始めたのが、ドライヤーの熱を当てて、接着剤を柔らかくしたところで剥がすという手法でした。

我ながら、効率的と思ったのですが・・・このやり方だと、ドライヤーがうるさいし、熱いし、無駄に電気を使ってしまいます(汗)

そこで、次に産み出した方法は!

①ジャムなどの瓶にお湯を入れて、周りはタオルなどで保温

②金属の蓋のところ(高い熱伝導率)にシールの張られた部分を乗せて温める

というやり方。

これだと、一度お湯を沸かして、1-2時間くらいはシール剥がしができます。

剥がしたシールは、もとのシールシートになかなかくっついてくれませんが(粘着性が弱すぎて)

③シートの方にノリを塗って、シールを貼り直しをすることにしました。

息子が使うとき、このシールは張り付きが弱くなっているのですが、ちょっと水で濡らせばノリがついているので普通に貼れるようになります。

 

この方法を開発(?)してからというもの、私の最近の夜の日課(趣味)は

「過去の教材の消しゴムかけとシール剥がし」となりました。うん、なんか内職している気分(笑)

私のシール剥がし・シート戻し技術は、どんどんうまくなっていってるし、きれいに新品に近いものが出来上がると、ちょっと嬉しい。また地味な作業で無心になれて、ちょっとした癒し効果もあります(笑)。

ということで、コロナ禍の郵便停止のお陰で(?)私に新しい特技ができました!

・・・ま、他では何にも使えない特技ですけどね(汗)

以上です。