いよいよイタリアコロナ封鎖の緩和最終段階です。先日から隣の州にも行けるようになりました。私は州境に住んでいることから、うちから一番近い大きなショッピングセンターがある隣の州に行けるのは便利になりそうです助かります。

・・・でもまあ、この3か月の引きこもり生活を経て、そのスタイルにどっぷり慣れてしまったので、食料品以外の買い物は全部オンラインでいいやと思える境地に・・・この最終段階の緩和は大してうちの家族には影響がないような気もします(汗)。


ただ、今日は今までの生活と比べて少し変化がありました。

それは、娘のお友達・ムンちゃんをうちに招き入れたことです。ムンちゃんが封鎖後うちの家族にとっての「初めての来客」です(ほぼ4か月ぶり!)。

ムンちゃんには午後の数時間を使って、息子がお昼寝を開始した後すぐに遊びに来てもらいました。娘は久しぶりの再会でかなり興奮気味、楽しそうにムンちゃんとリビングで遊んでいたところ、あまりにも騒がしいので(汗)息子がお昼寝から起きてきました。

そこで、ムンちゃんを発見した息子は・・・

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・・・固まっていました(爆)

他の人間に初めて遭遇してしまったような反応です(汗)

その様子を見た私は、

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この変な行動をとっている息子にまたまたメロメロ!

4か月も家に人を呼ばないと、幼児はこんな不思議な反応をするんですね(笑)

 

ちなみに、そのムンちゃんの家族にはイタリア封鎖直前に赤ちゃんが生まれたんですけど、封鎖で数か月の隔離となり、赤ちゃんは誰にも会わなかったことから・・・今、外で他の人を見ると「びっくりして泣いてしまう」とのことです。この赤ちゃんの「家族以外の人間が存在するということを数か月もの間知らなかった」というのは、まるでサイエンス・フィクションの世界の話みたいですごくないですか? それまで遭遇した人の数、たったの家族数人です!(小児科医も入りますけどね。汗)

ただ、本来は生まれてから、祖父母・親戚、友人のみんなにお祝いしてもらう最初の数か月だったところなのに、コロナ禍のせいで誰にも会えなくなり、粛々とした中で育てられてきたということなので、少し悲しい話ですよね・・・コロナ恐ろし!

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この赤ちゃん、今からたくさんの人に祝福されるといいなと思っています。

以上です。