うちの娘・息子には、夫側にいとこが1人います(義兄の息子)。娘より年はいくつか上のお兄ちゃんです。
うちの息子の服は、ほぼ(99%)このお兄ちゃんのおさがりで、娘のは日本の友人のおさがりばかり(95%+フランスの親戚のおさがり5%)で、ほとんど子供服を買わなくて済むので、かなり家計の助けとなっています(ありがたやー)。
・・・ていうか、娘と息子に新品を買ってあげた服って(下着類は別として)、ほんと数えられるくらいしかないかも(汗)。まあ、おさがりでも、素敵な服がいっぱいあるので、娘も息子も満足していますよ(多分、汗)
欧州のおさがりのことですが、
「欧州あるある」なのか、ここでは、おさがりの服を「借りる」スタイルが多い気がします(汗)。日本では、おさがりの服は「もらうもの」ですよね。でも、こちらでは「一時的に借りて」、子供のサイズが合わなくなったら、また元の持ち主に「返す」ということをするのです。これ、複数の人からいろいろと借りると、どの服をだれに返さなければならないか覚えておかなければならくて、かなりの脳トレです(笑)。もちろん、おさがりを「返さなくていい」場合もありますが、子供服はすぐにサイズが合わなくなるし場所も取るので、うちでは使わなくなったら、他の人にあげるようにしています。基本的には、おさがりは無料であげるものなのですが、大して親しくない人との「返さなくていい場合」は、いくらかお金を支払ったりすることもあります(これ相手によりますが)。 ちなみに、私は(ケチだけど)おさがりを誰かにあげてお金を取ったことはありません・・・ていうか、娘・息子の服は誰かのおさがりばかりなので当たり前のことなんですけどね(汗)。(私が稀に新品を買った場合でも、そのおさがりにお金を取ったりはしないということですよ。汗)
ま、どちらにしても、私はこの「おさがり服・文化」が大歓迎ですし、お互い無駄がなくて、環境にも優しくて、とってもいいシステムだと思っています。
そこで話は元に戻ります。
うちの息子が着ている服はフランスのいとこ(男の子)のおさがりなんですが・・・
数十年前の私の子供時代の子供服の定番カラーと言えば、
「男の子=青 女の子=赤」でした。
しかしながら、今のご時世、フランス(イタリアも)、「赤」は男の子もよく着る色のようで、私にはちょっと衝撃的なことです(日本もですか?汗)
まあこれを知ってからというもの、娘にTシャツを買ったりするときは、息子も着れるように「赤」を買ったりするようになりましたね(笑)
とにかく、「男の子=赤」ならまだしも、いとこからのおさがりに「ピンク」の服が多いのが、借りている身ながら、なんか微妙・・・。 (義姉、元々「娘」が欲しかったのかな?だからピンクの服に目がいくのかなとも想像してみたりと)
でもね、それからしばらくして…この謎が解けました。
それは夫の実家で、色物服を手洗いした時のこと、
夫の実家地方の水道水は湧き水で、「弱酸性水」なのです。
これで洗うと、服がものすごく「色落ち」するんですよね(絵の具を溶かしたくらい出ました。涙)
特別な洗剤を使わない限り、数回、洗濯をまわすだけで色がかなりあせてしまいます。
・・・ということで、
このいとこのおさがりにピンクが多かったことの謎解けたのです。
そうこのピンクの服は、元はすべて「赤色」の服でした。
色落ちで、赤がピンクになったんですね(汗)
でもまあ、娘がよくピンク色の服を着ていることが影響してか、うちの息子は、ピンクの服を着る事が「まんざらではないようす」、というか、気に入ってるみたい(笑)
ちなみに、この弱酸性水は洗浄力が強くて、黄ばみもよく落ちるし(色落ちを気にしなければ)洗濯がかなり楽です。夫の実家は粉せっけんのような、洗浄力がかなり弱くて(笑)環境に優しい物を使っていますが、ほとんどの汚れが取れます。
世の中にはピンク好きの男の子もいるとは思うのですが、もし、欧州でよくピンクの服を着ている人がいたら、水道水が弱酸性の地方出身の可能性があるかもしれませんよ!(笑)
今日は、フランス(田舎?)あるあるでした。
以上です。