昨日、夫の実家フランスからイタリアへ帰ってきました。

実は、子供二人は義両親に預けて夫と私達二人だけです(汗)。

これ去年の夏にも一週間やったんですけど、今回はコロナ禍のこともあるし、どうしようか迷ったけど

やっぱり「子なしの休みが欲しい」

となって、義両親にお願いして、二人でイタリアに帰ってきました。

子供への説明としては、イタリアの家の様子を見るのと管理のため(停電してないか、泥棒に入られてないか、庭の草刈り、家庭菜園の世話)と話をしました。実際のところ、このためにイタリアへわざわざ丸一日もかけて帰る必要があったんですよね(汗)。まあ、娘には「いかないで」と渋られたのですが(汗)、息子は小さくてまだよくわかってなかったらしく(笑)、すんなりと送り出してくれました。

この「子供を何日も祖父母に預ける」というのは、日本ではあまり聞かないかもしれないのですが、こっち(欧州)では結構みんなやっていることです(汗)。夫の兄夫婦なんて、自分たちの海外旅行2週間のため、2歳過ぎの息子を義両親に預けてました。これに比べれば、うちには「イタリアに帰らなければならない用」もあるし、小さい子供には車で一日もかかる長距離移動はかなりの負担となることもあり(親も大変)、子供を置いていくのは納得の理由だなと(汗)。

とりあえず、義両親が子供たちの世話で音(ね)を上げない限りは(笑)、今のところ、10日くらいこちらにいる予定です。

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子なし生活初日の感想は、久しぶりの夫婦水入らずがうれしい・・・

なんてことではなくて(全く)、2月下旬からのコロナ禍で子供達と24時間べったりな生活が4か月強も続いていたので、久しぶりに誰もお世話をしなくていい生活ができるのが最高なのです!(・・・親失格ですか?汗)。朝、ものすごく早起きな子供たちに起こされずに、自分の都合で起きることができるなんて、今の私たちにとっての究極の幸せ! (とはいっても、今日は子供にいつも起こされる時間に起きたんですけね。汗)

夫は月曜日からテレワークですけど、子供がいないので、めちゃ仕事に集中できそうだし、私も、いままでやらなければいけないことが溜まっていたので、それが片づけられる! イタリアで遊び惚けているわけではないんですが、たまにの「子なし生活」を満喫させてもらうことにします。

 

昨日、仏→伊へ到着したのが午後5時過ぎ。

家のことを少しやったら(停電も、泥棒もなかったです!)、いつものパブ(屋外席のみのところ)に軽く一杯飲みに行きました。

一年ぶりに夫と外飲み、美味しいお酒が胃に染みます!

ちなみに、私たちの住んでいるイタリア・ロンバルディア地方はコロナ禍の激震地となったところで、とっても痛い目あっているせいか、かなり席同士が離れているテラス席のパブだけど、みんなマスクを着用しています。(飲むときだけ外す)。外で遊んでいる子供たちも暑い中(気温30度)しっかりマスクを着用しているんです。方や、フランスでは、マスク着用での入店となっている店でもしてない人が大勢いて、「ルール守ってよ。フランス人」と思ってしまいました(これも昨日のことです)。

・・・こう比べると、イタリア人がものすごく真面目になったようで驚いています(爆)。一日の新感染者数も今はイタリアの方が100200人くらいで、フランスより(500人強)かなり抑えられているし、イタリアの方がコロナ感染のことを考えると「安全地帯」になってきているのかもしれませんね。

「真面目なイタリア人」、やればできるんですね!

(ロンバルディア州だけかもしれませんが)

 

それから、ちょっとほろ酔いで帰宅して、娘・息子とスカイプでお話。

娘は私たちがイタリアへ行っていることを分かっていたので、ニコニコしていて大丈夫そう。問題は、息子で・・・

この時、やっとママが帰ってこないいうことが分かったらしく

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息子、泣き出しちゃいました。

そして

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 息子はわけわかんない事言ってかわいいすぎだし、泣いていて可哀そうだし

・・・フランスへすぐに帰えるべきかと、心が折れそうになりましたよ。

とりあえず、息子、おもちゃの飛行機を探すために、今すぐ帰れないよ(笑)娘に探すの手伝ってもらってね。

 

ちなみに夫の場合、昨晩の夢に息子と娘が出てきてたらしく、このことから・・・

「自分で思ってたよりもっと、子供たちのこと好きなのかもしれない

との爆弾発言!?

・・・その言い方だと、今まで大して好きじゃなかったってこと?とも取れますが(汗)、夫も多少は子供が恋しいらしいです(笑)。

ということで、夫婦水入らずの夏休み、もしかしたら短くなるかもしれませんね(汗)。

以上です。

追記:私の実家のある県で大きな洪水災害が起きました。甚大な被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。幸いにも家族・親戚の中で命に関わるような被害はなかったのですが、親戚の住んでいる場所が土砂で道路封鎖、陸の孤島となり、まったく動けなくなってしまいました。「お米があるから、食べるのはなんとかなる」と言っていたのですが、早く道路が復旧できることを願っています。