南仏で休暇を取っていましたが、そろそろ夫・実家に帰る予定です。
ただ、もう1か月以上も夫実家にお世話になっており、義両親も私も「言葉が通じない分」(私のせいです。汗)気を使いすぎて、空回りすることが多くなってきていて・・・なんか疲れてきました。お互いの心を健康に保つためにも、そろそろイタリアに帰ろうかとの話を夫ともしています(汗)
今回学んだことは、夫実家は一週間までの滞在が丁度いいってことですかね。
ところで、「フランスあるある」なのか確証はないのですが、フランスに来て気づいたのが、私の周りの人たち(そしてテレビに出ている人たち)が、会話中に新型コロナ感染症のことを「コロナ」ではなく、普通に「コビッド・COVID」とよく言っているのが・・・なんか違和感です(汗)。確かにコビッドの方が正式名称ではあるんですけど、私としては「コロナ」がしっくりくるんですよね。まあ、さすがにコビッド19の数字のところまで言う人はいないんですけどね(汗)
今、フランスは新規コロナ感染者が増加中です。
本来は7月から欧州ではいろいろな規制が解禁されるところだったのに・・・また規制が戻ってきました(フランスはやっと屋内施設でのマスク着用が義務化されます)。
フランスの感染拡大の原因の一つに「家族同士の交流」が挙げられるようで(お盆みたいに帰省して家族に会う機会が多くなる時期です)、この経路での感染を止めるのは難しいとのこと(汗)。また日本の今の状況と同様で、夏のバカンスで若者たちが毎夜パーティをしているのが感染拡大の原因のようです(汗)。ここで問題なのは、彼ら若者が「自分は感染しても大丈夫だし(若いので)、老人が死ぬのは知ったことではない」と言っていること。
・・・うん、こんな人が多かったら国が破滅しますよ(涙)。
ということで、このままだとイタリアが国境を封鎖するかもしれないとの恐れも出てきました(多分、ないと思いたい)。
お隣の国のスペインなんて、この数日で一日2000人以上の感染者を出していて、各国は「スペイン」には行くなとのお達しを出し始めています。
おかしなもので、以前はイタリアの周辺国はイタリアを危険地帯とみなし「白い目」を向けていたところがあるのに、今はフランス、ドイツも新規感染者が増加中、まったく逆の立場になりそうです。
前にも書いたのですが、ここ最近のイタリアの感染者数は200-300人くらいに抑えられていて、
他の国の状況と比べ優秀過ぎ!
どうしちゃったのイタリア人?
と思うくらいです(笑)。
やっぱり第一波でかなり痛い目にあったことの教訓が生かされているのでしょうか。
それとも、イタリア人は家族のつながりが強いので(親戚で集まって住んでいることが多いです)、若者たちが高齢者のことを考え、自粛するようにしているんですかね(?)
100年くらい前のスペイン風邪では第2波での被害が大きかったと言われていますが、第一波が大きかったイタリアは、それが回避できることを期待しています。
ということで、まだフランス・イタリア間の国境が開いている間にイタリアに帰ろうかと思っています。
でもね、あと一か月子供の夏休みがあるんですよね(涙)。
私たちの住んでいる北イタリアは、暑いし(毎日30度以上)、クーラーないし、蚊はたくさんいるし(窓をずっと開けられない!)、でも子供は元気だし・・・私達・親の体力が続くか心配です(汗)
移動に合わせて、今後ブログお休みが増えるかもしれないのですが、今後もどうぞよろしくお願いします。
コメント