ちょっと気分を変えて、新しいシリーズを書いていこうかと思います。
妊娠・出産を期にオーストラリアでのポスドクの仕事を辞めてイタリアへ移住、育児に追われ、もう何年も経ってしまいました。
ようやく子供達も幼稚園・学校に行くようになったし、仕事をしたいなと・・・できれば研究職に戻りたいのだけれど、・・・贅沢なことは言えません。もうブランクありすぎて、あの分野では雇ってもらえない気がします(涙)来るもの拒まず、新しい分野でもなんでもやってやるつもりで就職活動を始めたいと思っています。
まあ、いまだに無職なので、このシリーズは完結してないのですが、これから就職活動の珍道中をお届けできたらと思います(たまにね)。
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ということで、カバーレターで手抜きをしたらダメなんですよね(汗)
以前、豪州の時に私の研究のアシスタントを雇うということになって、「選ぶ方の立場」になったことがあります。研究所の求人の規約で「公募」となったので、オーストラリアのみならず、世界各地から70以上の応募があったんですよね(汗)
・・・すごい経歴の人がたくさん。
中には、中東の教授や(亡命目的か?)、どこかの国のお医者さんなどもいました(意味不明)
・・・私より仕事できるんじゃね?(汗)
と、思うような経歴の人もいて、研究が乗っ取られて(?)私がアシスタント扱いになるのも困ったものなので(笑)、すごすぎる経歴の人はスルーさせていただきましたね(汗)
それから、お門違いな応募者などを除いても、ゴロゴロとオーストラリアの有名大学・学部を「主席レベル」で卒業した若い子たちがたくさん残ることに。
・・・もうこうなると、履歴書だけでは選びきれなくて、結局、「カバーレター」の内容で、面接に呼びたい人を選ぶことになります。
そう、カバーレターってかなり大事なんですよ(汗)
こちらとしては、カバーレターで「情熱」が伝わってくる人を取りたくなるものです。
何十通ものカバーレターを見ていると、中には理系ならぬ「すごい文才」の持ち主もいたんです(汗)。内容をはっきり覚えてないけど、まるで「詩」を書いているような内容だったなと(笑)。もちろん、その子も(気になって)面接に呼ぶことになりました。
ま、結局、選んだ子は、私が知ってる子だったんですけど(汗)、書類審査・面接と面白い経験をさせてもらいました。
ということで、カバーレターがいかに重要か分かっているのに、「簡単応募」に走っていた私。
もう数撃てば当たるかな作戦をしてたんです(汗)
たまーに、カバーレターが必要な「本気の応募」もしていたんですけど、全然引っ掛からないから、自信喪失して、楽な簡単応募で数を稼いでいたという・・・これは夫の言うように応募者多数で「宝くじの確率」みたいなもんだから、当たらないですよね(サイトでは、何人応募したか分かるようになっています)。
うん、地道にいいカバーレター作成をしていこうと初心に戻りました(涙)
私の再就職への道はまだまだ続いていきそうです。