ここ最近、ヨーロッパでのコロナ感染が勢いを増しています。
イタリアでは18日と21日に新しい対策ルールが告知されたと思ったら、また24日に告知があり、いくつかのルールが追加されることになりました。
変更された例としては
飲食店の営業;23時まで→18時まで
スポーツ活動:接触系スポーツのみの禁止→ジム・プールの営業停止
などなどで、ミニ・ロックダウンに突入です。
(今回の改令により、うちの子が水泳ができなくなるのが残念です!)
イタリア政府は、平均感染者数の推移により事前に設定していた「シナリオ」(政策)を段階的に発令しているのだと思うのですが、今、頻繁(数日おき)に、ルールが追加されていってるので、住民としてはこの変化についていくのが結構大変なんですよね(汗)。ニュースをこまめにチェックしてないと、知らなくて違反していたってことになりかねません(汗)。
こうやって、ほんの数日前まで問題なかったことが、突然できなくなるような状況になって、来週の予定すら立てるのが難しくなってきています。これはイタリアだけでなく、欧州ではどこも同じような状況のようで、ドイツ人から聞いた話では、ドイツが新ルールで、この土曜日からイタリアからドイツに入国するときに「医療機関発行のコロナ陰性証明書」が必要になったとのこと。こんなご時世でもイタリアには結構な数のドイツ人観光客が来ていたようなんですが、この告知を受け、急遽、旅行を切り上げて、証明書提示の必要がない先週の金曜日までに多くの人がドイツに戻っていったようです(汗)
・・・なんかね、欧州全土にコロナ禍2波が来ている中でも、気にせず国外に旅行に行く人がたくさんいると知って・・・ちょっと、驚きです(汗)
また、娘の学校でも同様な話があって、今、学校が秋休みを利用して近隣の国々に里帰りする人も結構いるみたいです(うちはフランスに行くのは断念したんですけどね)。欧州では、こういう行動に対して誰も口を出さないし、白い目で見たりもしないので、ある意味、「自由気まま」に生きれていいとも思うのですが・・・コロナ禍では、この「欧州人の自由さと他者に対しておおらかなこと」が感染拡大を更に招いているような気がするんですよね(汗)
教育の場での新コロナ対策として、イタリアの学校は、高校の授業の75%以上がオンラインになるようです。しかし、幼稚園から中学校までは「教室での学習」が継続されることになっています。私たちとしては、前回のロックダウン時、親主導の家庭学習が大変すぎたので(汗)子供が学校に通ってくれるのは助かるところです。
・・・ただ、この方針も今後すぐに変わるのかもしれませんね(涙)
実は、娘の学校でも最近次々と感染が出てきていて(244話)、いよいよ、娘のすぐ側まで迫ってきているようです(汗)
つい先日のことなのですが、娘の同じクラスの仲のいいお友達Lちゃんに学校から「2週間の自宅隔離指示」が出たんです(汗) Lちゃんは放課後の学童に行っており、そこの同じクラスに「コロナ検査陽性の子」が出たため、「濃厚接触者」となっての自宅隔離です。この隔離の期間にLちゃんはコロナの検査を受けなければならないのですが、その結果が「陽性」となれば、同じバスで同じクラスで同じ習い事をしている娘は「超・濃厚接触者」となり、次の「隔離対象者」となります(汗)
このように、いつ学校からの「自宅隔離指示メール」が届くかもしれなく、毎日戦々恐々としている状態となってきました(汗) 友人の子供なんて、一回目の隔離指示が出て隔離終了し、登校一日しただけで、すぐに2回目の隔離指示が出たんですよね(汗)
ということで、このまま学校が対面型授業を続行していくとなると、この冬の間、何回かは自宅隔離のメールを受け取ることになると覚悟しておいた方がよさそうです。
ただ、少し安心していることがあって・・・
それは今のところ、この学校で「陽性」になった子供たちのほとんどが「無症状」か「軽い風邪」くらいの症状だったということです。うちの子供にうつっても「軽症」で済むならいいかなと。まあ、親の私たちにうつって「軽症」で済まない場合になると困るところですが(汗)、うちには同居している(重症化の恐れのある)高齢者もいないし、その点では少しは気が楽です(笑)
理想としては、家族全員で軽症でコロナに罹って、免疫獲得し、この冬を乗り切れたらと思うんですが・・・できるかな。
実はここ数日、うちの家族みんな体調不調でした。すでに子供はほぼ回復したのですが、夫と私はまだまだ不調が続いています・・・これって、コロナかな?
そんな期待している自分がいます(笑)
これってこの冬、普通の風邪に罹った人の「あるある妄想」になりそうかと。
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