クリスマスが目前となりイタリアの各町にはクリスマスイルミネーションが点灯されています。イタリアでは新規感染者数を抑えるため11月から「プチ・ロックダウン」始めて、クリスマス期間には規制をほぼ解除する(12月25日、26日と元旦を除く)・・・予定となっていました。でも残念ながら、政府の期待していた結果にはならなかったようで(汗)、先日になってクリスマスと年始年末の期間に厳しいロックダウンをイタリア全土で行うことが決定しています(変異種も登場してしまったしね。汗)
今、政府の定める活動規制には、イエロー(緩い規制)・オレンジ(中度規制)・レッド(厳しい規制)と色分けされた3段階があり、クリスマス・年始年末の期間にイタリア全土がオレンジと赤ゾーンに変わることになります(涙)
まあ、クリスマス期間が赤色のブーツなんて、クリスマスっぽいと思うところ(笑えないけど。汗)
このイタリアの規制、コロナ感染拡大が止まらない欧州の国々の中では、かなり厳しい対応となっており、コロナ禍・第1波で多くの犠牲が出てしまったことから政府が慎重になっているのだと思われます。
大家族で集まってクリスマスを祝うイタリア、今年は人を呼べないということで、今まで経験したことのないような「寂しいクリスマス」を過ごす人が多くなりそうですね。
ところで、コロナ感染が世界各地に拡大してからというもの、国(地域)によっての致死率(重症率)に大きな差異があることが言われているのですが、元(?)科学者の私としては、この原因となる因子(ファクターX)が何なのかとても興味深く思っていました。今では研究が進み、その因子が人種の差(遺伝子の差)、BCG予防接種(とその株)によるもの、血液型による(?)などなど、いくつかの関係因子が明らかにされてきているようですが、とりあえず、私は「日本人(アジア人)」で「BCGを日本で接種」しているので、欧州人に比べコロナ耐性がありそうな部類に入りそうかと・・・ただ、夫(欧州人)はアウトだし、半分アジア人の子供達は耐性あるのかどうか疑問なところです(汗)
ところで、今回のブログでは科学的な根拠なしの、私が感じている「イタリアで致死率が高い原因の一つ」(かも?)について書きたいなと思っています(…つまり、ザレゴトです。汗)
ファクターXのことを抜きにして、イタリアでコロナ患者が重症化して亡くなってしまう割合が他の国より高いのは、イタリアでは適切な治療を受けられる医療施設・設備が少ない上に感染者数が多すぎて医療崩壊を起こしているのが大きな原因であるということは度々報道されて分かっていることなんですが。これ以外で、私が感じているもう一つのイタリアでの問題は、こちらのコロナ感染者の多くが・・・かなり重症化が進んでから病院に行ってる(かもしれない)ということです。これ言い換えれば、「手遅れの状態」での入院が多いのではないかと(汗)
ここで日本とイタリア(豪州も似たような感じかな)比較して考えたいのですが・・・
日本では、子供の時から(大人になっても)定期的に「健康診断」を受ける機会が与えられていて、「病気は予防していく」という心構えが大部分の人に培われているように思うんです。また、ちょっと体に異変を感じたり病気になったりしたら、すぐに医者に診てもらえるのが当たり前のような環境がそろっています(専門医にも直接行けるし)。
方や、イタリア(を含む海外の国々)では、健康診断は自発的にやらなければならない状況です(自己管理のみ)。風邪でホームドクターに行っても、「熱があったら市販の解熱剤を飲んでね」と言われるくらいで何にもしてもらえないと分かっているので、わざわざ医者の所へ行く必要もないと思える状況(汗) つまり、今まである程度・健康でやってきた人は、病院に足を運ぶことがほぼないのです(高齢者以外はそんな人が大半かと)。問題はこういう環境だと、癌などの重篤な病を患った時など、明らかに自覚症状が出てからしか病院に行かないので・・・治療するには「手遅れ」だったというケースが多くなるのではないかと・・・。実は、私には若くして(40代)癌で亡くなった知人・友人達(外国人)が何人かいるのですが、彼らはそれまで病気知らずの人たちで、みんな最初に病院にかかった時に、「末期がん」と診断された人達でした(涙)
そんな感じで「病院に縁がない人が多い」というこちらの状況を踏まえると、コロナに感染しても「かなり重症化が進んでから病院に行ってる」のではと思えてきました(今現在は医療崩壊寸前のイタリアでは、軽症・中度くらいで病院に行っても、病院にも余裕がなくて門前払いとなる可能性が高い状況ではあるので仕方ないことなのかもしれませんが・・・汗)
コロナを発症して、自宅療養を試みたけど改善せず、病院に今すぐ掛らなければいけないような大事なタイミングになっても、それを見逃してしまう人も多そうだなと思うんですよね。ま、これ私の想像の話なんですけど(汗)
・・・でも、コロナ禍が始まってから、この私の考えを裏付けるようなことがあるんですよね。
それは「救急車」の音が近所でもすごく増えたってことなんです・・・
話によるとコロナ禍以来、救急車の出動は結構な頻度で「コロナ患者」の病院への搬送となっているとのことです(ロックダウン中など、外出しないので事故やケガをする人は激減しているだろうし。汗)特に私の住んでいるところは田舎なのでほとんどの人が自家用車を持っており軽症の患者だと自力で病院に行くと思われます。つまり、救急車を呼ぶというのは、「一刻を急ぐコロナ重症者」を乗せているのかなと(汗)または、自分で病院に行くより、救急車で運ばれた方が「入院までの時間」が最短になることから、あえて救急車を呼ぶ人もいるのかもしれません(汗)どちらにしても「要入院の必要な患者さん達」が運ばれて行ってる模様です(汗)
ということで、今はどこかからか救急車の音が聞こえるたびに

と、心の中で祈っています(コロナではない人もいるんでしょうけどね。汗)
できることなら、コロナに罹っても無理しすぎないで「早めにSOS」を出せるようにしてくれたらと思います(病院の受け入れに余裕があるときならですが)
クリスマス・新年はもうすぐです。
この家族で祝うイベント期間に教会の鐘の音ではなく、救急車の音が頻繁に街に響かないことを願っています。
以上です。


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