今、イタリアはイースター休暇中。
学校のオンライン授業もお休み中です。
まあ、ずっとロックダウン中なのでどこにも行けないし、人にも会えなかったので、休暇とは思えない日々ですが(涙)
ただ、このイースター祝日の前後数日間は、イタリア政府も規制緩め、一日一回最大2名に会うことを許してくれました・・・でもね、このユル規制で、また来週から感染者が増えないか、とっても心配しているんですよね(汗)。

さて、来週からいよいよ私の仕事が始まることになります。
そして、来週からの子供達の学校再開が決定されました。
一か月の学校通学停止・・・ほんと長かった(涙)
これからは共働きになるので、この子供の学校再開は私たちにとって「最重要事項」だったのです。ギリギリ間に合って、ほっとしました(涙) 
気候も暖かくなったし、このまま感染者数が収まってくれないかな・・・

今のところ、コロナ禍を終わらせるための最大の武器は「ワクチン接種」です。
ここ最近、私達の住んでいる北イタリアもだいぶ接種が進んできており、医療従事者はもちろんのこと、先週は娘の学校の教師全員の一回目のワクチン接種が終わったとのことでした。
そして、夫実家のフランスでは、70歳を超える夫の両親が来週にワクチンを受けることになっていて、ちょっと一安心。これで今後、夫実家への帰郷もしやすくなりそうです(今までよりはね)

続々と身近でワクチンを受けた・受けるという話が出てきたし、今のイタリアや他の国のワクチンの接種状況がはどんなもんなのか気になったので調べてみました。
以下、Our World in Dataというサイトからの情報です(https://ourworldindata.org/covid-vaccinations)
私が気になる国のみを選択してグラフに表してみると
coronavirus-data-explorer(2)
かなり、見づらくて申し訳ないんですけど(汗)
4月1日までに一回以上の接種を受けた人の割合で、今、ダントツのトップを誇るのは「イスラエル」(61%)となっています。製薬会社との大量供給の確約と人口自体が少ないことが高い接種率に繋がったようですね。
その次は英国45%で、次いでアメリカの30%。欧州の国々はEU規定で足並みをそろえてか(?)独・伊・仏どこも10%ちょっとの接種率となっています。
そして気になる日本は・・・
0.7%、低っ(汗)
まあ、日本は接種を始めたのが他の国に比べて遅かったので、これから一気に増えていくことを期待かと(頑張れ!)

そしてもう一つのデータなんですが、
感染予防率がさらに上がる2回接種を終えた割合は上記と違っていて・・・
coronavirus-data-explorer(3)
イギリスが7%、アメリカは16%と、2回目を受けていない人が大勢いるようです。これは、一回接種でよりたくさんの人に受けさせるのを優先させる方針なんでしょうね。
ちなみに、2回接種が半分以上が終わっているイスラエルはコロナが収束しつつあるようで、「ワクチンのすごさ」を見せつけ始めているようです(素晴らしい!)
また、一回目摂取が46%に達しているイギリスでも、他の欧州の国々が毎日新規感染者を何万も出ている中で、5千人を下回り始めているので、ワクチン効果が出てきているのではないかとも思えます(もちろん、イギリスもロックダウンをしていたので、この封鎖効果もあるとは思いますが、人口があまり変わらないイタリアはロックダウンしても一日の感染者が2万人とか出ているので、ワクチン効果が関与しているのかなと)

さて、昨年末にイタリアで始まったワクチン接種ですが、当初は一般人の接種は今年10月以降と言われていて・・・先は遠いなぁ(とほほ)と落胆していたのですが、最近の接種ペースが速まっているとの話を聞くと、この半年内には摂取できるような気がしてきました(わくわく)
さてさ、いつになるのでしょうか!
次の冬までには、「普通の生活」に戻っていることに期待したいところです!
今日は以上です。

追記・娘の学校で職員として働いている友人に接種後の「副作用」について聞いたのですが、友人はワクチン接種直後に「解熱剤」を飲み始めたというのに、2日間高熱が出たそうです【恐)彼女は他のワクチンでも熱が出やすいタイプらしいのですが(だから早めに薬を服用)、今回のコロナワクチン(アストラゼネカ社製)は今までで一番辛かったとのことでした(汗)。ただこの時、多くの職員が接種をしたけど、(熱や痛み以外の)重篤な副作用が出たケースはなかったとのことでした。ワクチン接種前に解熱剤を準備しておくのがいいかもしれませんね。