先日、日本に何とか(汗)着きました。

今回からしばらくは、このブログで私の経験した5月コロナ禍でのイタリア→日本入国のレポートとなります。

 

まず初めに、日本に入国するための手続きが大変だったということについてお話をします。

コロナ禍以前の世の中は、日本一時帰国なんて、パスポートと航空券さえ持っていれば、簡単に渡航できていたんですが・・・今は状況がかなり違っています(涙)

原則として、今現在、外国人は日本に入国できないですし、日本人でも入国の際、厳しいチェックがあります。 このチェックで不備が見つかり、日本人でも日本行き便に搭乗できなかったという話をコロナ禍からよく聞くようになりました(汗)

そこで、私は書類不備で出国拒否にならないためにも、まずはミラノの日本領事館に助言を頂くことにしました。

以下、領事館の担当者のアドバイスなのですが、

今、日本に帰国するためには、

1.日本の入国ルール

2.イタリアでのルール

3.経由国のルール(私の場合、ドイツ経由なのでドイツ)

4.航空会社のルール(独自のルールがあり可能性も)

これら4つの組織のルールを把握していることが必要ということでした。また、これらの規制はコロナ禍の状況に合わせて刻々と変化するので、各ホームページで常に確認しておくことが重要だとのことです。

うん、なんか大変そうだ(汗)

でもまあ、実際のところ、ミラノ領事館のサイトに帰国に関して必要な情報とリンクが記載されていたので、そこをチェックしてれば事足りましたけどね(汗)

領事館の人に勧められたように、航空会社(ルフトハンザ)にも電話で問い合わせいてみたんですが・・・オペレーターによって、入国のルールの知識にばらつきがあり、余計、混乱するような回答をもらうことになったので(態度の悪い受付には、自己責任で渡航してくださいとキレられたことも。怒)、私の経験からすると、航空会社に確認するというのは必要ないかと思われます(汗)


さて、各国が打ち出してる入国の規制情報を把握することができたのですが、この規定の中で一番難しかったのが、日本入国には「出発国での72時間以内のPCR陰性証明書の提出」をする必要があることでした。

コロナ禍が始まって一年以上も経った今、ヨーロッパでは身近な場所で「簡易抗原検査」(所要時間15分)ができるようになっています。ただ、この簡易抗原検査と違って、PCR検査は、検体を検査機関に持ち帰って検査を行うので、イタリアの場合、結果が最短でも24時間からしか出ません(48時間のところも多いようです。汗)

仮に24時間で陰性結果証明書を出してくれる検査機関を見つけたとしても、次の問題があるんです!!(汗)

それは、こちらで発行される証明書(英語・伊語)では、入国許可が下りない場合があること。このことを知らずに、出国しようとした日本人が空港で足止め(出国停止)を食らうというケースが出ているようです。

で、実際のところ何が問題かというと、入国(厚生労働省の)検査結果表示の規定がイタリアのに比べて「細かいこと」ってことなんですよね(日本らしいんですけど。汗)

例えば、コロナ検査証明書に記載される「検体採取部位」の表記のことなんですが、鼻から検体を取る場合、日本で許可が下りる表記は、「鼻咽頭(鼻の奥)Nasopharyngeal」となっている必要があるんです。もしこれが「鼻腔(鼻の穴)Nasal」と記載されていたら却下されてしまいます(鼻咽頭も鼻腔の一部です)

そして、イタリアでもらえる検査結果は「鼻腔Nasal」と表記してあるのが一般的(私の自宅近くの検査施設はどこも「鼻腔」となっています)。 

・・・でもね、実際こちらで検査を受けると、やはりウイルスがくっつきやすい場所である「鼻咽頭」から検体を採取しているんですよね。単純に、結果には部位のことはそこまで詳しく書かず、「鼻腔」と表記されているってことです。

つまり、イタリアでも採取されている検体は日本の許可が下りる検体なのに、イタリアでの(大雑把な)表記の違いで、搭乗拒否になる人が出てるってことなんですよね。

日本、ちょっと厳しい気がするんですけどね(汗)


あともう一点大事なことがあって、日本が認める陰性証明書には「医師の署名」が必須となっています。でもね、イタリアの検査機関で検査をすると、自動Eメールで結果(PDF)が送られてきて、医者の署名は入ってなかったりするんですよね(採取した医師の名前は記載されているけれど。汗)


ということで、

今回、この日本出張のためPCR検査を受けて、こちらの検査機関の発行するオリジナルの証明書もついでなので受け取ったんですが、

その記載内容を見ると・・・

20210519

検体:鼻腔 →→アウト!!

で、もう一つ、

医師の署名なし→→アウト!!

でした。 

このままでは、2重で却下になるという内容でした(汗)


ということで、
今はこの書類表記のトラブルを免れるためにも、厚生労働省の指定する形式書類をネットでダウンロードでして、検査機関に記入してもらうことが強く推奨されています。


さて、ここで問題になるのが、ただでさえイタリアではPCR検査結果が出るのに通常24時間以上かかるというのに、自分で持ってきた厚生労働省の指定用紙に医師が記入するとなると、さらにもうひと手間かかってしまうってことなんです。医師の都合にもよるので、早くても~一日くらい加算されることになり、証明書を手に入れるには最短でも48時間を超えてしまうことになります(汗) 

また、イタリアでは夜や週末には検査業務をやってくれないので(汗)、検体の採取時間によっては翌々日発行(48時間後)となり、医師の署名で一日つぶされると、その時点で「72時間前」という時間制限をオーバーしてしまうことになるという(汗)・・・ 


これらのことを踏まえると日本に帰るためには、検査所要時間とフライトまでの時間の綿密な計画が必要となるんですよね。


ただ、私のフライトにはさらにもう一つの問題があって・・・

今、イタリアからは日本行きの直行便がないので(運行停止中)、ここからはドイツ・フランクフルト経由が一番早く日本に着けるルートとなっています。

ここでの問題は、

今現在、ドイツには独自のルールがあり、それは

「ドイツを経由する場合でも、ドイツ到着前48時間以内の陰性証明の掲示」を求められていることなんです(経由のみの場合、通常その国のルールに従う必要はないところなのに。汗)

・・・48時間(ドイツ)と72時間(日本)ルール??


さらにややこしいのが、48時間というのはドイツの到着時間から遡るというのと、72時間というのは、ドイツから日本行きの出発時間から遡るというもので、到着と出発の時間設定で、軽く混乱しそうになります(この件で、ルフトハンザの知識のないオペレーターと揉めてキレられた。汗)


どちらにせよ、すべての条件を満たすためには、時間が短い方である48時間以内にドイツに着けたらいいってことなんですが・・・

・・・ただでさえ、検体採取後48時間以内に検査結果を受け取るのが難しい状況なのに、48時間以内にドイツに到着するなんて・・・ミッション難易度がさらに上がってしまったという・・・(涙)


こんな感じで私の日本出張計画は、
まず確実に制限時間内に結果を出してくれる検査機関を探すところから始まったのでした。
(探し出すのに数日以上かかりましたよ。田舎に住んでるんで。汗)

ま、この辺の詳しいことは次回からは省いて一気に空港編のところからリポしようと思っています。

(なんか読んでいてつまんないなと気づいた)

続く


追記:イタリアからドイツ入国はPCR検査でなく抗原検査でもOKなんですが、私は2度も検査機関に行くのが面倒なのもあって、48時間ルールで計画を立て始めたんです。