4月上旬に仕事を始めたばかりの私ですが、日本への研修出張が決まりました。
最近新設された研究所なので、それまで誰も海外出張へ(それも1か月半)行った前例がなく、実は私が第一号となりました(下っ端なのにね。笑)
問題は、事務員さんたちが手続きに全く慣れていないので、出張予定日1週間前にようやく上からの許可が下りて、そこからバタバタでした(汗)
さて、このコロナ禍で日本に帰るためには、72時間以内に発行されたPCR検査の陰性証明書を取得するのが一つの難題となっていました(参照344)
渡航日をいつにするかというのは、ある意味、検査センターの都合で決まることになり、イタリアでは基本どこの検査センターも週末には証明書の発行をしてくれないので、72時間以内の条件を満たすには、水曜日から土曜日の日本行きのフライトに限定されることになりました。また、日本が指定する検査結果の書類に医師の署名をもらう必要があるため、医師が対応できる時間も考慮に入れることが必須でした。
条件に合う検査センター探しなんですが、私が田舎に住んでいることもあり、かなり難航。
見つからなかった時の最終手段として、領事館が勧めてくれたミラノ近郊の検査センター(うちからは遠い。涙)に行こうと思っていたのですが・・・なんと(交渉により)自宅から徒歩5分のところにある医療センターで証明書を出してもらえるということに(ラッキー!)
陰性証明書の目途が立ったので、すぐに航空券を予約を進め、出発4日前にチケットがゲット、日本での宿泊先は出発2日前になんとか予約できました(汗)
・・・全てがギリギリに決まった感じ(汗)
(ちなみに、入国時に宿泊先を確保していることも必須の条件です)
以下、ミラノ空港から飛行機に乗るまでの日程なんですが・・・
月曜日
16:30 検査センターで検体採取
翌日の結果通知には、この日の17時までに検査を受ける必要があり、その日最後の予約時間です。またこの時間はドイツ到着47時間25分前でもあり、48時間ルールを守るためにもギリギリの時間設定でした(汗)
火曜日
21時 メールで検査結果の通知(これは入国には使えないもの)
水曜日出発当日
9時 検査センターに行き、医師に日本用の証明書に署名をしてもらう
11時 タクシーに乗って空港へ
この計画、月曜日の検体採取の時に少しでも遅れがあったら、出発の水曜日朝の証明書取得が不可能なスケジュールとなっています(採取を早くしたら、ドイツ行きに乗れなくなるので、前倒しはできないところ)
この検査センターでは、たまたま水曜日の朝9時に医師が勤務していて(毎日いません)、署名してもらえるという好都合な条件だったので、水曜日のフライト以外では予定は組めないガチガチの計画となることに・・・ま、この計画で何とか日本に行けそうかと。
あとは、最後の数日で家族の誰かがコロナに罹りさえしなければ飛行機に乗れそうです。
しかしながら、確実に罹らないという100%の補償はなく、最後の1週間はヒヤヒヤの毎日でした(私がコロナにならなくても、家族の誰かかコロナになったら、私は濃厚接触者となり、日本へ行くことはできなくなります)
念のため、その前週の土曜日から(日本出発4日前)家族皆で隔離をすることにしたのですが・・・
つづく
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